国際こども図書館開館記念 2000年。

国立国会図書館国際こども図書館」は

真水英夫さんが 設計を担当。

 

1899年の 原案では

中央に 中庭があり

南側には 大階段をつけた エントランスホール

地下1階から 地上3階の まさに

宮殿のような 壮大な造りを 計画していた。

 

しかし

政府が 軍備を優先したなどの 事情もあり

4分の1程の規模に 縮小するしかなかった。

1929年に 増築されるも

予定の3分の1程のまま 至る。

 

2000年の 設計には 安藤忠雄さんが。

ルネッサンス様式の

レンガ棟の外観を 現存させるため

耐震構造などを

現在の 建築基準に あわせて 改修。

2015年には 全面ガラス張りの

美しいアーチ棟が 新設された。

 

レンガ棟の 前景は

緩いアーチの 大きな窓が 特徴で

外壁は 明灰色の

白丁場石(安山岩の一種)と ベージュ色の

フランス積みで 積まれた

化粧レンガ(ゴマ掛煉瓦) が印象的。

 

正面裏側(西側)の 中庭からは

平成期に増設された ガラスボックスを 通して

当時の外観を 望むことができる。

毎週金曜日 土曜日の夜間(日没から21時まで)

ライトアップを おこなっているんだって。

 

国際こども図書館の 創設の歴史は

「知りたいという好奇心を持ち続けること」

「知る権利を手放さないこと」

を伝えているように思える   とのことだ。

 

 

私の 初めての図書室は

兄が通う保育園の 本のへや。

まだ 入園前なのに

ちゃっかり 絵本を持って

本を借りる列に 並んでいたそうだ。

兄が しっかり 私の手を握って

面倒を 見ていてくれた。

園の先生が 笑って話していたと

母から 聞いた。

 

 

忘れていたよ ……… そういうの 。